飲まれるというコト

こんばんは、眞木まき子です。

広島にて色んなコトを考える機会があり、ふと、
「最近議論しないな自分…」
と気づいた。
きっかけとなったのは、言い合いをしているおじさん達を目にしたからである。なかなかナイ光景で斬新。

議論を避けているわけではない。アグレッシブ気質なので論破したい傾向がもともと強い。改善意識も強いので、より良い方向を模索し、進化させていきたい。
しかし。
最近、論破したいというよりも、迎合し「対応を最適化」することに意識が向いている。

いつからそうなったのかな。組織での立場が上がるにつれ、少しずつ思考が柔軟になったというか、組織では議論したとて前進しないと気づいたのかもしれない。
アサーティブコミュニケーションなるものを学び、実務で意識しているためかも。面談でも、上司たちは「協調」をやたらと好む。波風は好まないのだ。うねりを起こして大きく物事を流し浄化させるコトは巨大組織では好まれない。

自分が属する組織で「べき論」を展開したとて抜本的改革など誰も期待していない、凪を求めているのだ、という現実を知ったからなんだろうな。

一生懸命持論を展開するヒトに、まだまだ青いな…起業でもしたらいいのに…と思うようになった。

これがここ数年の、自身の最も大きな変化だな。

10月が終わりますね。